クリエイターズインタビュー

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ドラマ「女帝」    ADってどんな仕事?
──なぜドラマ制作のADになったの?吉原通克さん写真2とにかくテレビの世界に入りたかったんです。ただ、ドラマや映画が好きというわけじゃなかったんです。大学も理系でしたし、普通ならそのままIT系の企業に勤めたりしても良かったのかも知れませんけどね。 実は学生時代に『電波少年』という番組で放送作家発掘みたいな企画に出たことがあるんですよ。密室に監禁されて、なぜかネグリジェを着せられて番組の企画書を書くっていうヤツなんですが、これが面白くて。こういう将来もあるなと、テレビ業界を目指すきっかけになったんです。就職活動のとき、最初はテレビ局も受けたりしてたのですがなかなか受からなくて。実際に制作がやりたかったので、それなら制作会社に入ろうと、決意したんです。その後、いくつもの制作会社を受けてこの会社に採用された、というわけです。

──面接や入社試験はどうでした? 実は朝の5時までお酒を飲んで、そのまま面接に行ったんです(笑)。面接は馴れてましたから、余裕があったのかもしれません。実は数社内定が決まってたところがあったので、こうなれば試しに何百社も受けてやれ、と。今の会社は試験の仕方がとてもシンプルだったんです。やりたいという思いがあるかどうかは話せばすぐわかるっていう面接で。面接後、すぐに採用してもらえました。

──入社してからの仕事は?吉原通克さん写真電話応対などの基本的なことを数日やって、すぐに現場に出ましたね。ドラ マのADは最初の1~2年は雑用係です。新人時代、あるスタジオで収録の手 伝いをやっていたら、僕が試験を受けたキー局の新入社員が見学に来たんですよ。お互い就職活動中に顔見知りになっていたんですね。「おお、久しぶり!」なんて話してたんですが、結局彼らは放送局には入れたものの、希望していた制作には配属されず、営業や内勤の職種に着いてました。それを聞いて自分は制作会社にいて良かった、と思いましたね。




──現在の仕事の内容は?今はドラマ『女帝』の助監督(セカンド)という立場です。あ、ちなみにドラマ制作の現場だとADとはいわないんですよ。映画業界から来た人が多いからなんでしょうね。「助監督」なんていうとちょっと聞こえがいいですが(笑)。助監督は、チーフ、セカンド、サードと複数います。それぞれ役割があって、チーフは主に全体の統括、セカンドは主に衣装、メイク、エキストラの準備を、サードは主に美術の準備を担当します。

──将来的な夢は?吉原通克さん写真やはり監督を目指します。助監督とかADというのはあくまでも途中経過ですから…。今は寝る時間を削って台本を書いたり、映画やドラマを沢山観たりしています。最近は予告編の映像を編集を任されたりするようにもなりました。また、放送されるわけじゃありませんが、スタッフ・出演者の打ち上げで流すNG映像集を作ったりもしています。そういうところでも地道に評価されるように努力しています。
吉原通克さん写真1
吉原通克さん(26歳)
アシスタントディレクター
株式会社メディアミックスジャパン
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