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ドラマ「女帝」    実際の取材風景をみてみよう
ドラマの場合、どんなシーンを撮るのかによって規模が変わってくる。
今回はクラブ店内のセットで撮影。クラブホステスが一同に集まり、成績発表をされるというシーンだ。
男性客のエキストラも含めると役者だけで数十人。
また、大道具、小道具からヘアメイク、衣装といったドラマならではのスタッフも参加し、現場は大変な人数になる。
08:30~写真:取材風景1スタッフ準備。まず、当日のコンテ台本が手渡される。当日行う作業を列挙した「この日やることの一覧」だが、進行内容は前日に決まっている。当日に混乱しないよう改めて確認する意味合いで配られるものだ。この後、各スタッフはそれぞれの持ち場で準備。役者がメイクや衣装の準備をしている間に、機材やセットの準備に追われる。
09:30~写真:取材風景2ドライ開始。「ドライ」とは、本番の前に役者の解釈である程度ラフに演じてもらうこと。監督から直に指示が出され、それを元に演出や立ち位置などの調整をしていく。
10:00~写真:取材風景3カメラリハーサル。「カメリハ」と略される。実際にカメラで撮影し、仕上がりをチェックする。モニターで監督が確認しマイクで指示、ヘッドセットを付けた助監督から役者やスタッフに伝達される。この段階でカメラアングルを調整することもある。役者のメイクをしてからやや時間が経っているため、本番前にヘアメイクがセットに入り、最後の調整も行う。
10:30~写真:取材風景4本番開始。リハーサル通りとはいえ、緊張の一瞬だ。すべてのスタッフの視線が役者にくぎ付けになる。
監督のOKが出るまで微調整を繰り返しながら撮り直す。このシーンは数十秒のシーンだが、それでも1時間以上かけて撮影することになった。
11:00~写真:取材風景5本番が終わると、次のシーンのリハーサルがすぐに始まるため、役者の入れ替えが行われる。控室へ戻る人と、新たに加わる役者。細かい位置決めなど「ドライ」をまた最初から行う。
Check!ドラマの制作は企画立案、キャスティングを経てスタッフ全員の台本読みから始まる。
ほぼ3カ月でワンクールが終わるが、クランクインは放送の一ヵ月以上前から。
放送回によって撮影に要する日数は異なるが、40分のドラマでも実際に撮影するのはその3倍以上の長さになるとか。
そのためのリハーサルも含めると数分、数秒のシーンでも膨大な時間が必要になる。
このためドラマ制作の現場ではスケジューラーと呼ばれるスケジュール管理の責任者を置くこともある。
吉原通克さん写真1
吉原通克さん(26歳)
アシスタントディレクター
株式会社メディアミックスジャパン
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